赤瀬温泉Forever

小松駅前が変わった

DAIWA
再開発された駅前。奥に見えるのがDAIWA。

7年ぶりに小松駅に降り立ってまず驚いたのは,駅舎が完全に建て替わっていることだった。小松駅を含む周辺のJR線路は連続立体交差化され,全く記憶に無い駅東側(かつての裏側)の広場が新設されていた。

本来の表玄関である駅西側も完全に再開発され,バスターミナルを含む駅前広場や,所謂ハコモノであるところの劇場施設「うらら」などが整備されている。前回辺り一面に沈滞ムードを漂わせる原因となっていた小松西部跡の建物は「DAIWA」(大和)というショッピングビルに生まれ変わり,それなりの賑わいを見せていた。死に体同然だった小松駅前の経済は息を吹き返しつつあると言えるだろう(でも,「まりちゃん」は売ってなかった)

駅裏パノラマ
駅の裏側。

商店街 Kinzanyu
駅前の商店街。クイズ:右のイカした建物は何か? (ドアを見よ)

バスまで少し時間があったので,駅前の商店街をそぞろ歩く。アーケードの中も時折自動車が走る。商店街が歩行者専用になっていないというのは,寂しいことである(モータリゼーション社会が云々と論じる以前に,訪れる客が少ないということだ)

ノーベルハウス推定地
ノーベルハウス跡(推定)。

再開発風景
駅前商店街は再開発の波に曝されていた

かつてマウスを探したノーベルハウスは,残念ながら無くなってしまったようだ。タウンページからもその名を消している。当時からのPC界の変化の大きさを鑑みると予想の範囲内ではあったのだけれど,やはり残念である。FM-7用のギャラガなぞ,むしろ希少価値だ。喜んで購入したのだが。

ノーベルハウスがあったと思われる場所の周辺にも再開発の波が押し寄せ,多くの店が更地に変わっていた。「レンガ通り」の名に合わせ,外装をレンガ風にした建物に更新されるようであるが,果たして郊外の大型ショッピングセンターに対する武器となり得るのだろうか(反語)

もちろん変わらないものもある。駅前の「東京ストア」は健在だった。

駅前で,能書きだけは煩いが別に旨くもないラーメンなどを啜っているうち,やがてバスが出る頃合いとなった。

[→赤瀬温泉再訪]