Mac OS X Tips
Expogesture
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Download Expogesture

注意:メニュー項目を実行するには、「システム環境設定」-「ユニバーサルアクセス」の「補助装置にアクセスできるようにする」を有効にしてください。

Mac OS X 10.4.x(Tiger)用(Universal Binary)

  • Version 1.1.4beta (2006/10/8)
    • Universal Binary対応(立川さん、ありがとうございます)
    • その他、よく覚えていない修正多少(たぶんメモリリーク関連)

Mac OS X 10.3.x(Panther)用

  • Version 1.1.3 (2005/3/25)
    • 繁体字中国語サポート(Thanks to Jack M. H. Lin)。
    • 日本語リソースの微修正。
    • 機能上の変更はありません。

Mac OS X 10.2.x用

What is Expogesture

Expogestrue は、マウスでのジェスチャーに反応し、設定されたアクションを実行するアプリケーションです。

例1: マウスで右回りに小さな円を描くと、アプリケーションが隠れる(Cmd+H)
例2: 左回りに小さな円を描くと、Expose (F9)

Version 1.1.0で、任意のメニュー項目を実行する機能を追加しました(Safariでの設定例)。

詳しくはマニュアル(PDF)を参照してください。

Cocoa Gesturesとの違い

同種のアプリケーションとしては既に Cocoa Gestures があるようですが、コンセプトや実装方法が大きく異なります。

  Expogesture Cocoa Gestures

対応する
アプリケーション

原理的には、Mac OS X の GUI で動作する全てのアプリケーション Cocoa アプリケーション
ジェスチャーの
入力方法
キーやボタンが押されていない状態で、マウスポインタを決められた通りに移動する 特定のマウスボタン(あるいは修飾キー)が押された状態で、マウスポインタを決められた通りに移動する
ジェスチャーの
種類
既定の4種類だけ ユーザーが自由に定義可能
実行できる
動作
任意のキーイベントを送信
任意のメニューアイテムを実行
タスクスイッチャを呼び出し
任意のメニューアイテムを実行
アプリケーション
種別
Cocoaアプリケーション Input Manager

試してみた限りでは、両者は共存可能なようです。但し、Cocoa Gestures のジェスチャーを Expogesture と重ならないように変更する必要があります。

ジェスチャーの入力方法

Expogesture は、とりあえず、

  • 右回りの小さな円
  • 左回りの小さな円
  • ポインタを左右に振る(Ver. 0.3以降)
  • ポインタを上下に振る(Ver. 0.3以降)
  • Z を描いて、描き始めに戻る(Ver. 0.8以降)
  • N を描いて、描き始めに戻る(Ver. 0.8以降)

の6種類のジェスチャーを解釈します。ジェスチャーが認識された場合にはコンソールにログを出力しますので、練習に使ってください。

デフォルトでは、

  • 右回り=アプリケーションを隠す(Cmd+H)
  • 左回り=(Safariで)ひとつ前のページ(Cmd+[)
  • 左右に振る=新しく開く(Cmd+N)
  • 上下に振る=ウインドウを隠す(Cmd+M)

に設定してあります(変更方法は次節で説明します)。

送信するキーを設定する

メニューから Expogesture → Preferences... を選択し、環境設定ウインドウを表示してください。ここで、右回り、左回りそれぞれのジェスチャーに対するキーを設定することができます。

その他

アイコンが KDE からのパクりで悲しいので、誰か絵心のある人、描いてください。
ジェスチャーの誤認識が起こる可能性がありますので、えげつないキー(Cmd+Qとか、Cmd+Xとか)は割り当てないほうがいいです。

ライセンス

GPL V2 のフリーソフトウェアです。

雑誌等への掲載・収録も、GPLの範囲内において自由です。メール等で可否の問い合わせを頂いても、基本的にお返事は差し上げません。その他のご質問については、できるだけ対応するよう努力します。

過去のバージョン

  • Version 1.1.2 (2004/11/23)
    • Takahashi Tadakazuさん提供の新しいアプリケーションアイコン。
    • メニュー項目実行のパフォーマンスを改善。
  • Version 1.1.1 (2004/9/14)
    • メニュー項目の検索方法に関するバグを修正。
    • 通知ウィンドウのサイズを、表示内容に応じて自動的に調整するようにした。
  • Version 1.1.0 (2004/8/19)
  • Version 1.0.5 (2004/2/20) - デュアルモニタ環境に対応。著作権表記を改定。
  • Version 1.0.4 (2004/2/13) - キーボード配列「Australian」使用時に環境設定パネルを表示すると不正終了するバグを修正。(2/14)ファイルが空だったのを修正。
  • Version 1.0.3 (2004/1/4) - タスクスイッチャを呼び出したときに環境設定パネルが表示されるバグを修正。Fast User Switch に対応したつもり。
  • Version 1.0.2 (2004/1/3) - ステータスバーのメニュー表示をON/OFFできるようにした、他。ポーリングモードを使用している方は再設定してください。
  • Version 1.0.1 (2003/11/4) - UIの翻訳ミスを修正、他。
  • Version 1.0beta (2003/10/29) - 通知ウィンドウの位置をカスタマイズ可能にした。送信するキーを、直接キーを押下することで設定できるようにした。
  • Version 0.8.3 (2003/10/26) - Xcodeがインストールされていない環境で起動しない問題を修正、他。
  • Version 0.8.2 (2003/10/25) - Caps Lock ON でジェスチャーが認識されない問題を修正、他(動きません...)。
  • Version 0.8.1 (2003/9/2) - 高負荷時の描画速度を改善。
  • Version 0.8 (2003/8/22) - ジェスチャーを2種追加。ドラッグ・アンド・ドロップでアプリケーション定義を追加できるようにした。タスクスイッチャのコンテキストメニューに「他を隠す」を追加、ほか。
  • Version 0.7.2 (2003/8/18) - タスクスイッチャにコンテキストメニューを追加した。Safari 使用時に、タスクスイッチャの再描画が正しく行われないことがある問題を修正、ほか。
  • Version 0.7.1 (2003/8/16) - タスクスイッチャでアプリケーションが前面に出された時の動作を、Dockと同等にした(=ドキュメントをひとつも開いていない場合、新規に作成)、ほか。
  • Version 0.7 (2003/8/12) - タスクスイッチ機能を追加、ほか。
  • Version 0.6.5 (2003/8/8) - Shift 使用可能な組み合わせをさらに増やした。マウスボタン、修飾キーの検出方法をより汎用的なものに変えた、他。
  • Version 0.6.4 (2003/8/1) - ジェスチャー感度の調整方法を改善。Shift が使用可能な組み合わせを増やした。
  • Version 0.6.3 (2003/7/26) - ジェスチャーの感度を調整可能に。修飾キーとして Shift を使用可能、他。
  • Version 0.6.2 (2003/7/25) - Polling mode で左右回転が逆に認識される問題を修正、他。
  • Version 0.6.1 (2003/7/24) - 非HIDのポインタデバイス(タブレット)との互換性を復活。マウス・キーボードのホットプラグに対応、他。
  • Version 0.6beta (2003/7/22) - アプリケーション毎のキー定義を可能にした。約4,000時間周期で動かなくなるバグを修正。
  • Version 0.5beta (2003/7/20) - タブレットペンでの移動は無視(のつもり)。Dock ではなく、ステータスバー(メニューバーの右端)にアイコンを表示、他。USB Overdrive では動かないかも。
  • Version 0.4.1beta (2003/7/18) - タブレットの Barrel Switch, Tip Pressure でもジェスチャーを無視するようにした、つもり。
  • Version 0.4beta (2003/7/17) - Shift, Control, Option, Command, マウスボタン のいずれかがが押されている間はキーイベントを発生しないようにした
  • Version 0.3.1beta (2003/7/7) - 送信したキーイベントを画面に表示するようにした。
  • Version 0.3beta (2003/7/6) - ジェスチャーの種類を増やしました。認識アルゴリズムを刷新。
  • Version 0.2.1beta (2003/7/1) - ジェスチャーの認識アルゴリズムを若干改良しました。誤認識が減ったと思う。
  • Version 0.2beta (2003/6/30) - Initial release.
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