karaoke kalk LC10028 2001年発売 hausmeisterは、聞くところによると、御年34歳になるドイツのオヤジらしい。で、このアルバムを聴いてみると、なんだか懐かしい気分になってしまい、自らのオヤジっぷりに悲しむことになる。 ぼわーんとしたシンセに被ってくるだるーいギターは味があって、いい意味でオヤジ臭い。人間臭いといってもいい。その人間臭さとデジタル臭さの程よい混ざり具合が、実に快い。 このアルバムを気持ちよく聴いていると、冒頭にも書いたけど、ふと懐かしさに涙が込み上げてくることがある。考えてみると、理由は彼らの使う楽器にありそうだ。つまり、それはFM音源の音だったのだ。 オススメはM2 "muner"あたりかな。 |