JOCV情報

選考

選考は二段階。一次選考は各都道府県で行われ、交通費等は自己負担。二次選考は東京(JICA広尾)で行われ、居住地に応じて旅費・宿泊費・日当が支給される。

二次選考は平日に行われる(そのためか、欠席者も多い)。一次選考の時に予定日が掲示されるので、日付を確認しておくこと。

2005/6/5 一次選考@JICA大阪

阪大病院の北にあるJICA大阪で一次選考。辺鄙な場所にあるので、道順は良く確認しておいた方がいい。また、弁当は必携。

午前は書類提出(応募者調書、健康診断書など)と技術試験,午後は語学。

技術
一般には記述式だが,コンピュータ技術に関しては選択式問題のみ。過去問を見れば分かるように,決して難しい問題ではない(というか,時間余りまくり)。
語学
客観的に見て、これも決して難しくない(それが解けないんだから、ちょっと悲しいが)。人工言語の問題は含まれていなかった。

理由は不明だが,予定されていた適性検査は中止になった,らしい。

受験者への事前の案内はないが、往路にはJR茨木、阪急茨木市からのシャトルバス(通称JICA号)も利用できた模様(時刻表はJICA大阪のウェブサイトなどに掲載されている)。帰りは臨時のシャトルバスを出してくれた。

2005/6/29 一次選考結果発表

昼頃,JICAウェブサイト上に合格者の受験番号が発表された。

2005/6/30 二次選考受験書類到着

二次選考の受験票が速達郵便で到着。予想通り健康診断の再検査・診断書の提出などが指示されている。

2005/7/1〜7/4 病院通い

連日の病院通い。再検査については通常の(健康保険による)受診となるらしい。総合病院の待ち時間は長い。

検査結果1件,診断書2通ゲット。費用は全額JICA負担となる。

2005/7/12 二次選考@JICA広尾

前日、ぷらっとこだまで上京、北千住あたりの安宿に泊まる。

広尾は六本木にも近い閑静なところ。少し歩けば食事ができる店もたくさんあるので、弁当は持っていかなくても大丈夫。

9:00〜9:30受付。技術面接,グループ面接の合間を縫って身分措置聴取,ブレザー採寸,歯科検診,健康診断。

技術面接
面接官は2名。1名は事務的な質問,もう1名が技術的な質問を担当している模様。アシスタントらしき人がもう1名付く(目前に計3名が相対す ることになる)。何ができるか,何がやりたいか,ということについて技術的な観点から質問された。参加隊次,派遣地域などに関する希望なども確認される。比較的和やかな雰囲気の中,自分のペースを乱さずに終えたと思う。他の人にも聞いてみたが、コンピュータ技術ではプレッシャーを与えるような質問は無かったみたい。他の職種では「一次試験の結果が悪かった」等,意地悪な指摘もあったらしい。
グループ面接
5名のグループに対し,面接官は3名。基本的に同職種でグループが組まれるようだが,恐らく人数の都合で,他職種と混ざった組もあった。それぞれ1分の持ち時間で志望動機と抱負を述べたあと,与えられた時事問題についてグループ討論を行う。議題は「NEET」だった(実はストライクゾーン)。他に確認できたテーマは「少年犯罪」「携帯電話のマナー」。いくつかのテーマが使い回されている模様。
身分措置聴取
休職,退職などの別や,参加可能な隊次についての確認と説明,など。
ブレザー採寸
制服のブレザーが支給されるらしい。
歯科検診
C2×1が発見された。少なからぬ人が親知らずの抜歯を指示されていた模様。
健康診断
内科医による問診と簡単な診察。再検内容について色々確認されたが,特段問題ないと判断された模様。

16時前には全て終了した。

旅費,宿泊費は,地域毎に定められた額が後日支給される(足りないことはまずあり得ない)。待ち時間が長いという噂もあったで本を持っていったが,話し好きの受験生が多く,案外忙しかった。

2005/8/12 二次選考合格発表

一次選考と同様、合格者の受験番号がJICAウェブサイト上に掲載される。

この時点で判明するのは合否のみ。派遣時期(隊次)や派遣先は不明。