upload.cmd
説明
ローカルディスクの内容を、 サブディレクトリも含めてリモートの ftp サイトに転送します。 この時、双方のタイムスタンプを利用して更新されたファイルのみを転送します。 また、リモート側の不要なファイルは削除します。 主にホームページの更新に便利です。
実行には Object REXX が必要です。
使い方
OS/2コマンドプロンプトから次のようなコマンドを実行します。
upload target
target は、upload.cfg ファイル中のエントリ名のうちのひとつです。
upload.cfg ファイル
upload.cfg ファイルは、upload.cmd 本体と同じディレクトリに置いてください。 書式は次のようになっています。
エントリ名
オプション = 値
オプション = 値
:
:
エントリ名
オプション = 値
オプション = 値
:
:
ファイル中には少なくとも1つのエントリがあります。 エントリには名前がついていて、いくつかのオプションについて値を指定できます。 2つ以上のエントリを記入する場合には、エントリとエントリの間を空白で区切ります。
エントリ名は、任意の文字列です。 ただし、REXXインタプリタ及びコマンドインタプリタが解釈できるものにして下さい。 通常は8文字程度の英字にするのが良いでしょう。
オプションには次のようなものがあります。
- local
ローカルディスク上の始点ディレクトリを指定します。最後に '\' を付ける必要はありません。
- host
リモートホスト(ftpサーバー)を指定します。ホスト名及びIPアドレスが使用できます。
- home
リモートホスト上での始点ディレクトリを指定します。最後に '/' を付ける必要はありません。
- user
ftp のユーザー名を指定します。
- password
ftp のパスワードを指定します。'*' を指定すると実行時に毎回パスワードの入力を求めます。
- skip_backups
1に設定されていると、拡張子が .bak であるファイルは転送しません。 0に設定されていると、(.linksを除く)すべてのファイルを転送します。
- debug
1に設定されていると、デバッグ情報を画面に表示します。 0だと表示しません。
- delegate
delegate による ftp proxy ホストを指定します。
免責
作者はこのプログラムに関していかなる責任も負いません。 その限りにおいて、このプログラムはいかなる形でも自由に使用できます。
Ichiro Nakahashi (ichiro@nnip.org)