歪曲劇場

2005年 12月 16日 (金曜日)

美術 - 杉本博司:時間の終わり / 森美術館

というわけで、折角の東京滞在なので、大嫌いな六本木ヒルズの大嫌いな森美術館へ。

杉本博司の作品はいくつか印象に残っていて、特に直島の蔵王神社は結構面白いと思っていた。今回の展覧会も、決して悪いわけじゃない。むしろ相当にcool。やっぱり大判はいいなあ、としみじみ思う(違う?)。

でも、どうもハートにガツンとこないというか、物足りないと言うか...。もしかしたら、ちょっとエレガントすぎて、理屈臭く感じられるのかも。

森村泰昌みたいに、泥臭いところ(身体感覚?)があるほうが好きだなあ。

23:23:20 - ichiro -

2005年 1月 12日 (水曜日)

美術 - 直島 地中美術館

というわけで,行ってきました直島,地中美術館。ジェームス・タレル素晴らし,ヴォルター・デ・マリアも良し,何故唐突にモネなのかは良くわからんが,これもまあ悪くない。でもね,気に入らないのよ。

地中美術館は,建物の外観も含めて撮影禁止なのだそうだ。曰く,安藤忠雄の建築そのものも作品として捉えている,とのこと。そりゃまあ,それは立派な芸術作品でしたとも。

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21:58:14 - ichiro -

2005年 1月 02日 (日曜日)

美術 - 金沢21世紀美術館

このご時世に,失礼ながら一地方都市に過ぎない金沢が,よりによって現代美術専門の美術館を新設した。この際その意義は問うまい。常設展は無料のようだし,ワークショップなどを中心にした教育施設としても位置づけているみたいなので,当面芦屋のようなことにはならないと思う。兼六園のすぐ隣にありアクセス良好。建物も開放的で入りやすい。

開館記念の特別展も悪くなかったのだが,不意打ちで感銘を受けてしまったのがジェームス・タレルのBlue Planet Sky。というわけで,やっぱり直島を再訪しなければならないらしい。

15:08:54 - ichiro -

2004年 11月 03日 (水曜日)

美術 - 昭和40年会、明和電機を叱る!!/明和電気 ナンセンス=マシーンズ展

「明和電機前社長,土佐正道も所属する「昭和40年会」.日本を代表する現代美術作家のほのぼの気鋭集団が,2歳年下の土佐信道を叱る!社長はいったい何を怒られるのか?」

11/23,於NTTICC。行きてー。

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23:13:57 - ichiro -

2004年 3月 16日 (火曜日)

美術 - ≒会田誠 〜無気力大陸〜

偶然そういうのをやっていたので、観に行ってみた。ご本人のトークショー(?)つき。

横浜トリエンナーレ2001での「パンチラ俳句」以来、なんか気になっていた人なんだけれども、まあ、なんというか、思ったより普通な人で安心。

「思いついたものを実際に描く作業は奴隷。作業は嫌い」なのだそうだ。だったら何故描くのだ? と突っ込みたくもあったが、それは何となく分かる気がしたので、黙っていた。

21:03:56 - ichiro -

2004年 2月 22日 (日曜日)

美術 - ジャン・ヌーベル展 / サントリーミュージアム天保山

以前、安藤忠雄の個展を見に行った時にも同じことを思ったのだけれど、建築家というのは、いったい何様なのだろう? 一種の特権階級なのだろうか。

もちろん世の中には良い建築物も悪い建築物もあり、それらを総合的にプロデュースしているところの建築家にも善し悪しがあることは自明である。そして安藤忠雄やジャン・ヌーベルが生み出した建築物が、良い例の中に含まれることが多いのもまた、否定できない。

とはいえ、彼らの言説は時に高慢であるように聞こえる。建築物が都市に活力を与え、社会を進歩させるなどという考えが、果たして本当に成り立つのだろうか。

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21:46:57 - ichiro -

2004年 2月 12日 (木曜日)

美術 - 「具体」回顧展 / 兵庫県立美術館

子供の頃読んだ「小学○年生」には、時々、未来都市の想像図とか、そういった類いの記事があって、将来への夢を膨らませてくれた。科学の進歩、あるいは人類の進歩は、既定の事実であるかのように約束されていた。

「具体」の成果を見ながら思い出していたのは、そんなことだった。昭和30年代から40年代にかけて活躍した彼らは、間違いなく高度成長の申し子である。彼らの作品は能天気なまでに伸びやかで奔放だ。

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20:36:26 - ichiro -