歪曲劇場

2006年 1月 15日 (日曜日)

JOCV - 派遣前訓練開始

1月6日から派遣前訓練が始まった。

安達太良の大自然の中に抱かれて(一番近い店まで歩いて30分)、 文字通り朝から晩まで語学、宿題、レポート。 生まれてこの方、こんなに勉強したことはないという感じ。 そんなわけで、このコーナーは暫くお休みかも。

まあ、基本的に大抵のことが自由なので、特に窮屈というわけではない。 今日は昼から近くの温泉にでも行くつもり。うふふ。

09:22:51 - ichiro -

2006年 1月 01日 (日曜日)

- ご臨終メディア / 森達也・森巣博

[カバー]
副題は「質問しないマスコミと一人で考えない日本人」。形式的には、今のマスメディアが如何にダメかということと、なぜダメなのかを対談形式で考察する本。

この本には「善意」という言葉がたくさん出てくる。人は善意故に通報者になる。あるいは善意故に悪(イラクとか中国とか韓国とか)を倒し、少年を刑務所に送り、麻原彰晃を死刑にする。

しかし、その善意や行動には「主語」が存在しない。イラク人を殺せ、麻原を殺せという情動を「被害者感情」から理解することは不可能ではないし、もし被害当事者が存在したとして、彼自身が加害者を殺害したというのであれば、まだ救いようがあるのである(彼には多分その責任を引き受ける覚悟がある)。しかし、決して当事者とは言えない「一般世論」が誰かを殺すというのは、明らかに主体性を欠いている。「ロリコン氏ね」と叫ぶ人々に、果たして自分の手を汚す覚悟があるのか? どこかの誰かが何とかしてくれるのが当然と思ってはいないだろうか。

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22:29:26 - ichiro -

時事 - 貧乏人は死ねない

正月にはふさわしくない話題かもしれないが、割と大切なことだと思うので、忘れないうちに。

つい数日前、親戚が亡くなった。話によると、朝食中に突然意識を失い、病院に運ばれた時点ですでに脳死状態と判断されたらしい(厳密な脳死判定基準を満たすものではないと思われるが、この際それは措く)。心停止に至ったのは翌未明であった。

この親戚は以前から血圧が高かったので、その意味では特に驚くには当たらないのだが、医者はこれを「突然死」の一種と判断し、警察に届け出た。警察は一応事情聴取や自宅の現場検証を行ったらしい。これもまあ、青天の霹靂とはいえ、一応筋が通っている。

問題はこの後だ。このような場合、通常の医療行為の結果としての死亡診断書ではなく、検視の結果としての「死亡検案書」というのが必要になるらしい。翌朝、警察の手配により某大学の法医学教室の教授がやって来た。そして、検案書の作成費用として5万円を現金で要求されたというのである。ごまんえんも。

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02:07:30 - ichiro -